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SIDE 渚

Auteur: 紅城真琴
last update Date de publication: 2025-06-03 16:22:16

樹里亜がいなくなった日、俺は深夜まで大樹先生と二人で何を話すわけでもなくただ顔をつきあわせていた。

もちろん、その間にも樹里亜に電話し続けるが、繋がらないままだった。

気がつけば、時刻は0時を回った。

「帰らなくていいんですか?」

別に他意はなく、日付が変わりますよと言ったつもりだった。

「帰って欲しいのか?」

「別に」

この人はこのまま居座るつもりだろうか?

まだ俺が何か隠しているとでも思っているのか?

珍しく、俺も苛立っていた。

その時、

プププ  プププ

大樹先生のスマホが鳴った。

「もしもし」

不機嫌そうに出る様子に、もしかしてと身をに乗り出した俺。

「下の妹だ」

俺の反応を見た大樹先生が、電話から一旦顔を離して説明してくれる。

「うん。・・・うん。で、母さんは?えっ・・・わかった、もう
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